こんにちは、ジェイアイシー九州です。
定期的に障がいのある方々のご家族や福祉に携わる皆さまにお役立ていただける内容をテーマに情報をお伝えしております。
前回のコラムでは「直近の医療傾向」をテーマにご案内させていただきました。
今回のテーマは「健康診断」についてです。
自分の健康状態を把握し、生活習慣病の予防や病気の早期発見のためには、定期的に健康診断を受けることが重要です。
人生100年時代の今、より長く元気に暮らしていくためにも、健康診断は自分のカラダと向き合う良いきっかけです。
◇ 定期健康診断の実施は会社の義務です
企業には労働安全衛生法第六十六条により健康診断の実施が義務づけられています。
(健康診断)第六十六条
事業者は、労働者に対し、厚生労働省令で定めるところにより、医師による健康診断(第六十六条の十第一項に規定する検査を除く。以下この条及び次条において同じ。)を行わなければならない。
引用元:厚生労働省ホームページ
労働安全衛生法(◆昭和47年06月08日法律第57号) (mhlw.go.jp)
◇ 健康診断の内容・料金(協会けんぽ)
協会けんぽで行っている健診は次のとおりです。
◎被保険者・・・生活習慣病予防検診を受けられます。
一般健診、付加健診、乳がん・子宮頸がん検診、子宮頸がん検診(単独受診)、肝炎ウイルス検査(任意)
令和6年度(2024年4月1日~2025年3月31日)に年齢ごとに利用することができる健診の一覧
令和6年度(2024年度)生活習慣病予防健診対象者年齢早見表
◎被扶養者・・・特定健康検査が受けられます
※被扶養者とは健康保険の被保険者に扶養されている親族のことを指します
年度内一人1回に限り、協会けんぽが健診費用の一部を負担します。
ただし、補助を受けられる健診を受診することができる方は、健診の種類により異なります。
◇被保険者が受けられる生活習慣病予防検診
◇被扶養者が受けられる特定健康診査
・特定健康検査とはメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目してこれらの病気のリスクの有無を検査し、リスクがある方の生活習慣をより望ましいものに変えていくための保健指導を受けることを目的とした健康診査
・対象者:40歳~74歳の方
受診時に協会けんぽの加入者(ご家族)であることが必要
・特定健康診査の項目
診察等、問診、身体計測、血圧測定、血中脂質検査、肝機能検査、血糖検査、尿検査
最高7,150円を協会けんぽが補助、自己負担額はこの補助額を差し引いた額となる。
・詳細な健診の項目
※血糖・脂質・血圧及び肥満の健診結果、貧血が疑われる方等から、医師の判断により実施される
心電図検査、眼底検査、貧血検査、血清クレアチニン検査
最高3,400円を協会けんぽが補助、自己負担額はこの補助額を差し引いた額となる。
引用元:全国健康保険協会(協会けんぽ)ホームページ
どんな健診があるの? | 健診・保健指導 | 全国健康保険協会 (kyoukaikenpo.or.jp)
料金 | 健診・保健指導 | 全国健康保険協会 (kyoukaikenpo.or.jp)
令和6年度用各種パンフレット | 広報・イベント | 全国健康保険協会 (kyoukaikenpo.or.jp)
◇ 健康診断の有所見率
健康診断で引っかかる人の割合は、前項の平成24年41.7%以降、
平成30年 48.0% → 令和2年 63.6% と増加傾向にあります
引用元:厚生労働省ホームページ 2.健康診断有所見者の推移
◇ 健康診断を受けたあとは
健康診断を受けた後の行動こそが大切です!【異常なし】・・・引き続きの健康づくり、毎年の健康診断を!
【生活習慣の改善が必要】・・・協会けんぽの特定保健指導を利用できます!
【医療機関への受診が必要】・・・医療機関への早期受診を!
引用元:全国健康保険協会(協会けんぽ)ホームページ
更なる保健事業の充実 | PICKUP | 全国健康保険協会 (kyoukaikenpo.or.jp)
更なる保健事業の充実(チラシ) | 広報・イベント | 全国健康保険協会 (kyoukaikenpo.or.jp)
◇ 病気への備え
年代にかかわらず病気発症のリスクはあり、症状がないうちから定期的に健康診断を受診することが、予防のへの第一歩です。
病気になってしまったときの心配ごとのひとつとして、治療費などにかかる費用があげられます。
病気が見つかってからでは入れる補償に制限がでたり、そもそも保険に入れなくなってしまったりと、万が一の備えが不十分になる可能性があります。
健康なうちに保険についてしっかりと考え、備えることが大事です。
◇ 健康なうちに備える保険とは?
ケガや病気に対する不安はさまざまです。
◎高額な治療費 ◎健康回復に対する不安
◎働けなくなることによる収入減 ◎家族への負担
これらの不安をすこしでもやわらげることができる備えのひとつが医療保険です。
・入院にかかる公的医療保険の自己負担を0にする。
・全額自己負担の個室使用料などの差額ベッド代が支払われる。
・ベビーシッター等の雇入費用やペットホテル等への預入費用が支払われる。 など
◇ご契約様のお声
40代 男性差額ベット代も補償してもらえたので、1日2万円以上かかる個室を利用しました。
大部屋だとどうしても周りが気になってしまうので、個室を利用できたおかげで快適に過ごせました。
30代 女性
入院中は家族のことが心配でしたが、子供を保育所に預ける費用や、家事代行サービス費用も補償してもらえてとても助かりました。
50代 女性
退院する時に治療費が高くて驚きましたが、この保険で全てまかなうことが出来ました。
がんの通院の治療費も補償されるので、これからの治療も安心して受けれます。
30代 男性
病院で支払った金額よりも多い保険金を受取ることが出来ました。
仕事を休んでいたので収入が下がってしまい心配していましたが、残ったお金を収入にあてられ助かりました。
ぜひこの機会に医療保険について検討してみてはいかがでしょうか。
Family plus - ご家族のための医療保険(AIG損保)
Webで申込みいただけます